- 2016/03/11 13:52:11
腸内フローラをいい状態に!
最近テレビや雑誌などでも注目されている言葉として腸内フローラというものを聞いたことがあるのではないでしょうか。
腸内フローラとは、人間のからだの中にいる善玉菌や悪玉菌などの様々な菌類の生態系を表す言葉なんですね。
我々人間の世界と同じように、細菌達も体の中で生態系を築いているのです。
その生態系が崩れていると腸内フローラが乱れて、便秘や下痢、肌荒れなど様々な症状へとつながっていくんです。
腸内フローラは、
女性誌などでも頻繁に取り上げられ、
池上彰さんの番組や「情熱大陸」、NHKスペシャルなど多くのテレビ番組で特集されていて
その注目度の高さがすごい反響を生んでいます。
菌と言えば、まるで汚いというイメージがあるのかもしれませんが、健康な食生活を送っている方でも、
不摂生な生活をおくっている方も腸内では多種多様な菌類が集合して、複雑な生態系を作っているんですよ。
これが『腸内フローラ』です。
もちろん、睡眠不足、食生活、ストレスなど個人差があって当然なので誰もが異なった腸内フローラになっています。
腸内フローラの菌類は種類を分類すると
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
の3種類に分類することができ、
理想的なバランスは
善玉菌:悪玉菌:日和見菌
2 : 1 : 7
であると言われています。
しかし、睡眠不足や食生活の乱れ、ストレスなどの生活習慣などによって悪玉菌が善玉菌より優勢になってしまうことがあります。
それまでは、悪玉菌の働きを善玉菌が抑制していたのに、一転してバランスが崩れるんです。
すると腸内では悪玉菌が有害な物質をだして、それらが体内で吸収されて他の臓器にまでダメージを与えていくと
最悪のケースでガンなども発生してしまうことになってしまいます。
つまり、『腸内フローラ』はただの体の中の菌類の生態系だと思っていても、実は人間の生命の寿命にまで影響を与えるものなんです。
逆に言えば、腸内フローラがちゃんとバランスよく整っていると、病気などの予防だけではなく寿命や若さまで影響するという事がわかっているのだから
多くの方が注目して当然ともいえるんです!!
悪玉菌の働きを抑制する善玉菌は、みなさんが一番よく知っているものにビフィズス菌があります。
このビフィズス菌を体内で増やしていくためには、栄養になる糖分が必要になります。
糖分と言えば一般的にはブドウ糖なのですが、ブドウ糖は小腸で吸収されてしまいビフィズス菌がいる大腸までは届きません。
だからビフィズス菌にはオリゴ糖が必要になるんです!!
つまり腸内フローラをいい状態に保つためには、オリゴ糖を摂取して善玉菌が優位な環境にしてやることが重要になります!
ただし!!!
オリゴ糖ならどんなものでもいいというものでもないんです!!
我々がよく聞くビフィズス菌というものは、体の中に30種類以上存在して、それぞれ活性化させるためのオリゴ糖というのも
それぞれ種類が異なってくるんです。
現在はおやつや多くの食品にオリゴ糖配合と記載されているものがたくさん販売されるようになってきました。
しかし、そういった市販のオリゴ糖ではすべてのビフィズス菌にアプローチできるとは限りません。
その一方で、日本一売れているカイテキオリゴのオリゴ糖は、特許出願中で30種類以上のビフィズス菌に対しても効果があると言われているんです。